書評

自分で価値づけができるようになるということ

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マーケット感覚を身につけよう」という本を読みました。
 
最近、この本の著者のちきりんさんにハマってブログやら他の本やらを読んでいます。2005年からブログを書いている方なのですが、自分は今になってちきりん熱がわいてきたという感じです。
 
さて、「マーケット感覚を身につけよう」に話を戻して、3つのポイントでこの本をまとめたいと思います。

マーケット感覚とは何か

そもそもマーケットとは何か

まずはマーケットの言葉から確認しましょう。マーケット(=市場)とは不特定多数の買い手と売り手が互いのニーズをマッチングさせる形で価値を交換する場所のことです。

何もマーケットとは経済学や金融の世界だけで使われる専門用語でなく、誰もが接する大切な価値交換所なのです。

 

さて、マーケット感覚とはどんな能力のことか

 

この本の中ではこのように定義されています。

マーケット感覚とは=顧客が、市場で価値を取引する場面を、直感的に思い浮かべられる能力

もう一つ、「論理的思考力」も大切で、このマーケット感覚との両刀を武器にすることが大切なのです。
 
 

マーケット感覚を身につけるということ

あなたがマーケット感覚を身につけることはできるのでしょうか。もちろん答えは「はい。」です。ここで天賦の才によるもので、どうすることもできないです、という結論におちついたらこの本もいらないわけです。
ということで具体的にマーケット感覚を身につける方法を見ていきます。

マーケット感覚で正しいのか

先ほどマーケット感覚は後天的に身につけられると書きましたが、そもそもマーケット感覚でいいのでしょうか?

この記事のURLは「market skill」としているのですが、「感覚」という言葉に少し違和感をおぼえたので自分の言葉で置き換えてみたのです。でも、今ここで書きながら再考していると別にどっちでもいいかなと思ったりもしてきました。「感覚」でも「技術」でも。

重要なことはさまざまなマーケットに触れて何回も何回も思考する、そして定義どおり直感的に判断できるまでに成熟させることです。

さあマーケット感覚をインストールする時間だ

具体例でマーケット感覚を研ぎ澄ませていきます。

マーケットは単にモノを売り買いする場に限らず、就活や婚活なんかもマーケットと考えられます。

婚活を考えてみましょう。ある男の人がいます。彼は若くてイケメンです。ただ年収は290万円ほどです。結婚がしたいということで婚活サービスに登録しました。

しかし、若くてイケメンの彼はなかなかマッチングしません。なぜでしょうか。

理由は女性側の登録のときにあります。女性が登録するときに年収の条件を設定できます。年収は300万円以上じゃないとだめと登録したら、その女性には年収290万円の彼は表示すらされないのです。

こういった意味で彼はマーケット感覚が身についていないと言えるでしょう。

マーケティングとマーケット感覚

経営学部やビジネススクールではマーケティングは必須です。ただマーケティングは過去のノウハウを整理しているだけです。

我々には未来を考える力が必要です。そうするとマーケティングを学ぶだけでは不十分なことがわかります。ここで出てくるのがマーケット感覚。嗅覚をつまり価値を見極める力が大切なのです。

 

マーケット感覚はインストールしただけでなく、アップデートし続けることがポイントです。

マーケット感覚は我々にどんな良いことをもたらすか

マーケット感覚をインストールしても役に立つということがわかなければアップデートし続ける気になりません。
ここではマーケット感覚をのいいところをあげておきましょう。

マーケット感覚の効用

マーケットはどこにでもあるので、マーケット感覚はどこにでも必要なのです。

マーケット感覚を身につけるといいこと

  1. 相場にブレない
  2. コストを積み上げるという発想から脱却できる
  3. なぜ彼/彼女はその行動したのかがわかる
  4. 市場における自分の立ち位置がわかる
  5. 失敗のありがたみに気づく

相場というのは「他人の価値観のかたまり」に過ぎず、マーケット感覚を持っている人は自分の価値づけ動くことができます。

コストがこれくらいだからこれくらいで売ろうという供給者目線から脱却して需要側から価値をみれるようになります。

インセンティブという言葉があります。行動を起こさせる原因・誘因のことです。これが明確になります。なぜ彼はそれを買ったのか、なぜ彼女はそれはそれを買わなかったのかがわかるようになるということです。

マーケット感覚を身につけると自分はこれだけすごいんだーじゃなくて、客観的に自分がどこら辺にいて、どうすればいいのかがわかるようになります。

失敗するということは大切なことです。恥ずかしいと感じることもあるでしょうが、失敗が先生になるということに気づくことができるようになるはずです。

 

具体例がもっと欲しいや細かいところまでもっと深めたいという方はぜひ読んでみてください。


  • この記事を書いた人

Takumi Abe

日々見つけた素敵なものを未来のために。

これも読んでくれるとうれしいな。

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